北品川 弘進会宮田歯科医院の 安斎です。
歯を失ってしまった後の治療法として
1、インプラント
2、ブリッジ
3、義歯
の3つの治療法があります。
詳しくはこちらにも記載しましたが、
可能であるケースの場合、保険が適応になるのと治療期間が短かく、違和感が少ない事から
「ブリッジ」
を選択される事が少なくありません。
しかし、ブリッジは失った前後の歯を削り、その歯で支えることによって使用します。
例えば
2本失ってしまったケースですが、前後の歯を削り、被せ物を連結する事で支えています。
自分ではずしたりせず、入れ歯でなく快適に日常生活が送れますが支えにしている台には今まで以上の力がかかってきます。
このケースですと3本で5本分の噛み合わせの力をさせ得る事になります。
さらに差し歯になっている歯を支え台にする場合、神経をとってしまってしまっているため歯自体が弱っているため、折れてしまう可能性が高くなります。
このケースでは赤い矢印付近で歯が折れてしまい、感染を起こしてしまった結果、
青い丸で描いたあたりがまで病巣が進行してしまっています。
残念な事に、ブリッジの場合、他の支えとなる歯がしっかりしていれば、こんな状態でも痛みが出ない事があります。
今回もそのような症例でした。
このような状態ですと真ん中の歯は機能していません。
そうなると
噛み合わせの力は前後の歯のみで支える事になり長い橋桁になってしまいますからいずれすべてだめになってしまいます。
まずは原因となる歯を抜いて・・・・
病巣が進行してしまい、骨が大きく無くなってしまいました。矢印の先には大きい血管があるのですがぎりぎりまですすんでいます。
ブリッジは再度欠ける事はかなり大きなリスクとなるため、インプラントをご選択頂きました。
CTにて立体的に骨を把握すると。
かなり大きく骨が失ってしまってます。(オレンジの○は神経と血管です)
自家骨(ご自身の顎の骨)を移植しつつ、骨の誘導再生を含めたインプラントのオペを計画しました。
(もちろん3Dをつかってシミュレーションをおこないます)

インプラントの手術から3ヶ月、最終補綴
術前と並べると
病巣によって失ってしまった骨が再生しつつあります。
まだ新しい骨のため、若干柔らかめですがインプラント周囲に骨が再生しインプラント体と強固に結合しています。
インプラントそれぞれが噛み合わせの際の力を支えるため、残っている歯にはそれ以上の力はかからないため
ブリッジに比べると歯がだめになるリスクは大きく減らすことができます。
「今まで無かった歯が生えてきたのでなんか不思議な感じ・・・」とご感想をいただきました。
定期検診をこまめに行うことによって、歯の異常を早く察知する事ができます。
大切なご自身の歯、失う事が無いように・・・・
もしくは担当医とご相談ください。
最後に症例の紹介を承諾いただきました患者様に感謝いたします。
ありがとうございました。 担当医 医長 安齋 聡
弘進会 宮田歯科医院
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